冷え性

冷え性

特に手や足の先などの四肢末端が常に冷えているような感覚が自覚される状態。
毛細血管の血行障害によるものです。

3個以上当てはまる方は冷え性です。

  • 手足がすぐ冷える
  • 手足がしびれる
  • しもやけができやすい
  • あかぎれができやすい
  • 肩の痛み
  • トイレが近い
  • 月経痛がひどい
  • 風邪をひきやすい

冬になれば寒いのは当たり前です。夏場の冷房も同様に、長時間寒い所にいると身体は冷えきってしまいます。『なかなか身体が暖まらない。特に手足が冷えているように感じる。』これが冷え性の始まりです。冷え性とは、身体の他の部分が暖まり、手や足の先などがいっこうに暖まらず冷えているような感じが続くことです。
この冷え性は、言い替えると「血行不良」ともいえます。動脈硬化などにより毛細血管まで暖かい血液が回らなかったり、外の気温により毛細血管が縮んでしまい、元に戻らず血行が悪くなり、血液の行き届きにくい手や足の先に影響がでます。

冷え性は「冷え症」ではありません。「症」という字は病気と判断されたものに対して主に使われます。ここで間違えていけないのは、冷え性は決して病気ではありません。
というより西洋医学では冷え性を病気としてあまり扱っていないのです。症状に対しての適切な診断はしてくれても、冷え性を治す薬というものは、ほぼ存在しません。
冷え性は普段の食生活や運動から改善できます。生活を一度見直し、適切な環境で生活を送る事が冷え性解決の一番の近道です。

症状

頭痛・肩こりがひどい
冷え性がひどくなると血の巡りが悪くなり、頭痛やひどい肩こりに悩まされるようになります。
肩こりに至ってはマッサージをしてもなかなか改善する事はなく、次第に頭痛の原因にもなります。

すぐ風邪をひく
神経体温を調節する自律神経が弱っている為です。適切な体温調節ができない為、身体が弱りやすく風邪をひきやすい体質になります。

腹痛や下痢が多くなる
身体の冷えと共にお腹も冷え下痢や腹痛が多くなります。

集中力が低下する
物事に取り組む意欲や集中力が低下し、やる気がなくなります。

アレルギーや肌荒れがひどくなる
代謝が悪くなる為、吹き出物やアレルギー等で肌荒れが目立つようになります。

胃がもたれやすくなる
自律神経が弱っている為、消化液の分泌を抑制してしまい、食べ物をうまく消化できなくなり、結果として胃もたれを引き起こしてしまいます。

生理不順が起きる
自律神経の不調によりホルモンのバランスが崩れ、生理不順を引き起こします。

体力がなく疲れやすい
毛細血管が収縮してしまう為、酸素を運ぶ力が低下し、貧血やすぐに疲れやすくなったりなどの症状を引き起こします。

夜眠れない
手足が冷えてしまい、集中して寝る事ができなくなる時があります。

冷え性のタイプ別特徴と治療

1. 虚弱体質による冷え性(腎陽不足といいます)
顔色が白い・めまい・精神不振・寒がり・手足の冷え・腰と膝のだるさと冷え・不妊・下痢(明け方になると腹痛になりやすい)

治療部位は、主に腰と下腹部、下肢の前面になります。

2. 消化器機能低下による冷え性(脾腎陽虚といいます)
顔色が蒼白・下痢(明け方になると腹痛になりやすい)・下腹部の冷え・腰膝が重だるい・尿量の減少・浮腫(顔面・眼瞼・肢体)・お腹が張る・寒がり・手足の冷え

治療部位は、主に腰と下腹部、膝下の前面になります。

3. ストレス・免疫低下による冷え性(心陽虚弱といいます)
動悸・胸苦しい・息切れ・無力感・精神疲労・不眠・胸部が絞め付けられるように痛む・寒がり・四肢の冷え

治療部位は、主に背部、腰部、下腹部、下肢の前面になります。

4. 血液循環の低下による冷え性(瘀血といいます)
体幹と四肢の冷え・下腹部の冷痛(温めると緩和する)・固定痛

治療部位は、主に背部、腹部、前腕部、膝下の前面になります。

主に使用する経穴(ツボ)

症状の重さや体質によって使用するツボが異なりますが、代表的なツボを紹介します。

陽池(ようち) 手の甲側。手首を反らせた時にできるしわの中央。
外関(がいかん) 手の甲側。手首を反らせた時にできるしわの中央(陽池)から2寸上。
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしの上3寸。
太谿(たいけい) 内くるぶしの後ろあたり。
照海(しょうかい) 内くるぶしの下あたり。
太衝(たいしょう) 親指と人差し指の骨が交わるあたり。
至陰(しいん) 足の小指の爪の生え際の外側。
気海(きかい) へその下1.5寸(中指+人差し指)。
大腸兪(だいちょうゆ) 第4腰椎の下から外側へ1.5寸
腎兪(じんゆ) 第2腰椎の下から外側へ1.5寸

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