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内臓の症状

肥満・太り気味

肥満とは貯蔵脂肪組織が正常範囲(体重の10~15%)を超えた状態をいいます。

摂取カロリーと消費カロリーのアンバランス、つまりエネルギーの過剰摂取が主な原因ですが、内分泌障害や中枢神経障害によっても起こります。

成人病対策としてメタボリック症候群に大きな注意が払われていることからもわかるように、太りすぎは様々な病気の引き金となります。不規則な生活や欧米型の食事によるカロリーオーバー、運動不足などが原因となっています。

鍼灸治療が適応となるのは単純性肥満。過食や運動不足等から摂取が消費を上回り、体重増加をみた場合です。鍼灸治療は内臓機能の調子を整え、全身の血流を良くすることで、新陳代謝を高めていきます。
治療と同時に減食、運動の習慣化、規則正しい生活を心がけるなど、日常生活を見直すことも重要です。減食時は特に規則正しくバランスの取れた食事が必要で、夜食、まとめ食い、早食いは絶対やめましょう。

東洋医学では消化機能を司る「脾胃」の機能の乱れが肥満の原因と考えられています。消化機能が弱まっても強まっても肥満の原因になりえるのですが、その太り方には違いが出ます。皮膚や筋肉に張りがなく、汗がでやすい、寒がり、動くのがおっくうという「虚証」タイプと、その逆の傾向がある「実証」タイプです。虚実の概念など知らなくても、二つのタイプに思い当たるふしはありませんか?

治療方針

治療としては耳ツボを刺激します。耳のツボの飢門・食道点・胃点の反応を見ながら、ダイエットのストレスにより反応の出る神門にチタンの球を置きます。そこを食事前30分以内に自分で刺激を入れます。2~3日毎に張替となりますのでマメに通える方にお勧めいたします。

体重増加は何となく身体がだるい、息切れ、めまいなどの症状をともなうことも多く、人によっては無力感を訴えるほどです。軽度の肥満で神経質になる必要はありませんが、健康な生活を送るためにも摂生には留意したいものです。

肥満・ダイエットに効果のある耳のツボ
耳のツボ
飢点耳の穴の前方にある軟骨(耳珠)の中央。
胃点耳の中央で水平に伸びた凸部の端。満腹感を呼ぶとされます。
神門耳たぶ上方にある窪みの中央。イライラを和らげるとされます。

しかし耳への刺激だけで単純にすぐにダイエットできるわけではありません。ある程度の期間、継続的に行うことや、普段の食事のとり方にも注意が必要ですので、専門家に相談しながら行ってください。

耳ツボコラム

「耳ツボ」という言葉から東洋医学を連想する方も多いと思います。しかし今ある耳ツボダイエットの基礎的な研究は、実は1950年代にフランスから始まったのです。フランスの医師ポール・ノジェは、耳の形が逆さになった人間の胎児に似ていることに気づき、耳には人体の各器官が投影されており耳を刺激することで逆に各器官の状態を改善させるという耳介療法を体系付けました。この研究に触発された中国の鍼灸師達は、それまでの伝統的な中医学と組み合わせることで独自の耳鍼療法を発展させたのです。

ノジェ式も中国式もそもそもは痛みの治療として研究されたものですが、この治療を行ううちにダイエット効果があることが判ってきました。そこでダイエットを主目的として積極的に耳ツボを利用する療法が盛んになったのは実は日本といわれています。

なぜ耳を刺激するとダイエット効果が働くのでしょうか。実は耳には、胃などの内臓器官をコントロールする「迷走神経」の一部が分布しています。これにより耳への刺激が、あたかも胃から送られた刺激であるかのように脳が勘違いをし、満腹感を感じ食欲が減退するようです。実際、1990年代になって、耳への特定部位への刺激が脳の視床下部という器官にある摂食中枢(食欲を感じさせる器官)を抑制し満腹中枢(満腹感を感じさせる器官)を促進させるということが、生理学的な研究により判明しています。

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