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産後骨盤調整について
産後ケアで、元気な体と心を再スタート
産後骨盤調整が必要な理由
産後骨盤調整が必要とされる理由は、「骨盤が歪むから」ではありません。
妊娠・出産を通して、女性の体には構造的・機能的に大きな変化が起こります。
出産後は、骨盤周囲靭帯が緩んだ状態、筋力・支持力が低下した状態、子宮が回復過程(子宮復古)にある状態が同時に存在します。
この不安定な段階で育児動作が始まることで、腰・骨盤・股関節への負担が集中しやすくなります。
産後骨盤調整とは、出産後の体が無理なく日常生活へ戻るための回復の土台を整える対応です。
産前産後の骨盤の変化の説明
妊娠中から産後にかけて、骨盤では単純な「開く・閉じる」だけでは説明できない変化が起こります。
分娩では、産道を確保するために仙骨が段階的に動きます。
- 分娩初期〜中期
- 仙骨が前下方へ傾くニューテーションが起こり、骨盤入口部が広がります。
- 分娩後期〜娩出時に
- 仙骨が後上方へ戻るカウンターニューテーションが起こり、骨盤出口部が広がります。
出産は、ニューテーションとカウンターニューテーションが連続して切り替わる高度な運動によって成立しています。
出産後、子宮は子宮平滑筋の収縮によって数週間〜数か月かけて徐々に縮小します。これを子宮復古と呼び、体の内側から進む生理的回復過程です。
産後の骨盤調整が3か月から行う理由
産後すぐは、骨盤を矯正する時期ではありません。
産後0〜2か月は子宮復古が進行中で、仙腸関節の安定性や靭帯の支持力が十分ではありません。
産後3か月前後になると回復が進み、骨盤が安定する準備が整います。
当院ではこの段階から産後骨盤調整を行うことを基本としています。
出産後に3か月目までに当院が行う対応
産後〜3か月目までは骨盤を矯正する施術は行いません。この期間は回復を妨げない対応を行います。
- 骨盤・腰・股関節の負担評価
- 筋緊張の調整と循環改善
- 姿勢や育児動作への指導
- 痛みや不安感を軽減するケア
当院の産後骨盤調整に対する考え方
芝浦治療院では産後の骨盤を外から無理に戻すものとは考えていません。
子宮平滑筋による内側からの回復と、骨盤の自然な安定化を同時に進める環境づくりを重視しています。
骨盤だけでなく、股関節・背骨・体幹の使い方まで含めて評価し、再発しにくい体づくりを目的としています。
産後骨盤調整の施術内容
産後3か月以降の骨盤調整は、強い矯正を目的としません。
姿勢・動作評価、仙腸関節や股関節の可動性評価、筋緊張バランスの調整、生活指導を組み合わせて行います。
受診の目安と注意点
腰や骨盤の不安定感が続く、育児動作で痛みが出る、片側に違和感がある場合は相談をおすすめします。もちろん以前のズボンがはけないとか、体の動きが硬いとかでも構いません。そういった違和感も重要な目安になります。
発熱、強いしびれ、出血がある場合は医療機関の受診を優先してください。
治療頻度と通院の目安
初期は2週に1回〜月2回程度から開始し、状態に応じて間隔を調整します。
画一的な回数提案はなく、その状態により異なります。産後骨盤調整はおおよそ3ヵ月から半年を期間として見ています。
今後のケアと再発予防
産後骨盤調整は一度で終わりではありません。また育児もずっと続きます。
姿勢や体の使い方を含め、長期的な再発予防と次の妊娠・出産、または仕事復帰などその人ごとの未来を見据えた体づくりをサポートします。お気軽にご相談ください。

