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芝浦整骨院

整骨院での寝違えへの施術

寝違えについて

寝違えの原因はいくつかありますが、一つだけが原因になることは少なく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
主な原因として、以下が挙げられます。

  • 睡眠中の不自然な姿勢
  • 首から肩、背中(肩甲骨まわり)の筋肉の疲労や血流の悪さ
  • 胸まわりや肩甲骨、背骨の上部の動きの低下
  • 自律神経の乱れ(寝不足、冷え、疲労、ストレスなど)

これらの要因によって首や肩まわりの筋肉が強く緊張し、その結果として首の痛みや動かしにくさが出ている状態を寝違えと呼びます。

寝違えた直後の対処法

寝違えは、
  • 筋肉の軽い損傷
  • 筋膜や筋肉の過度な緊張
  • 首の関節が原因となっているもの
など、状態によって原因が異なります。

痛みが出ると「どこまで動くか」を確認したくなりますが、寝違え直後に最も大切なのは以下の3つです。
「動かさない」「温めない」「揉まない」これは必ず守ってください。

無理に動かしたり、温めたり、強く揉んでしまうと、血流が急激に上がり、炎症が悪化する可能性が高くなります。

直後に行うべき対応

  • できるだけ首を動かさない
  • 冷やす
  • 痛みが出にくい楽な姿勢を保つ

冷やす場合は、氷のうや保冷剤を使用します。
ただし、10分以上連続して冷やすと低温による凍傷のリスクがありますので
1時間に1回•10分程度を目安にしてください。

冷やすのは、痛みが強く出ている部分だけで十分です。
また、痛みがある状態でお風呂に入る方もいらっしゃいますが、筋肉や組織が傷んでいる可能性がある場合、入浴によって血流が上がると炎症が悪化することがあります。
自己判断せず、症状が落ち着くまでは入浴を控えることをおすすめします。

繰り返しますが、症状が出たばかりの時期は「炎症を抑えること」を最優先にすることで、回復が早くなります。

自宅で意識すること

○ やるべきこと
  • 氷水などで10〜15分冷やす(1時間ごと)
  • 無理に首を動かさない
  • 温めない(血流を無理に上げない)
✕ やってはいけないこと
  • 強く揉む
  • 無理なストレッチ
  • お風呂などで温める

当院での考え方と対応

当院では、寝違えを「首だけの問題」とは考えず、症状を引き起こしている原因を丁寧に探し出して対応します。
施術内容は、① 痛めた当日〜2日程度の急性期② それ以降の回復期で変わりますが、どの段階でもまずは痛みを和らげることを第一に考えます。

原因が首以外(肩や背中など)にある場合も多いため、患者さまに無理のない方法で首から下の緊張にもアプローチしていきます。

寝違えの施術内容

  1. 問診・視診 まずは体の状態を詳しく伺い、実際の動きや反応を確認します。
    ・痛みが出る動きの確認
    ・首の動かしにくさの確認
    ・腕や指へのしびれ、広がる痛みがあるか
    ・炎症のサインが出ているか
    ・特に緊張が強い部分の確認
    これらの情報をもとに、原因を想定し施術方針を決めていきます。
  2. アイシング 急性期は炎症反応が強く、痛みが出やすい状態です。
    必要に応じて、アイシングを行い、
    ・血流を一時的に抑える
    ・痛みの軽減
    ・筋肉の緊張緩和
    を目的として対応します。
    当院では、疼痛軽減を目的として一時的に長めのアイシングを行う場合もあります。
  3. 周囲の筋肉の緊張を緩める 直接痛みの原因となっている筋肉だけでなく、かばう動作によって負担がかかっている筋肉の緊張も緩め、首にかかる負担を軽減します。
    主にアプローチする筋肉は、
    ・首から肩にかけての筋肉
    ・肩甲骨まわりの筋肉
    ・首の横についている筋肉
    などです。
    必要に応じて、筋肉だけでなく関節へのアプローチも行います。
  4. 固定について 寝違えの場合、固定は第一選択ではありません。
    強い固定を行うと、かえって筋肉の緊張が強くなり、体が過剰に守ろうとしてしまうことがあるためです。
    ただし、
    ・明らかな筋肉の損傷がある場合
    ・痛みが強く、日常生活に支障が出ている場合
    などは、必要に応じてサポーターやテーピングで期間を限定して固定を行います。

受診の目安と注意点

寝違えは、首や肩まわりに強い緊張を生じさせます。
多くの場合、日が経つにつれて痛みは軽減しますが、放置すると悪化したり、緊張が残って回復に時間がかかることがあります。そのため、早めの来院をおすすめします。
また、以下のような症状がある場合は、寝違え以外の可能性も考えられます。

  • 腕や指のしびれ、痛みが強くなっていく
  • 頭痛や吐き気を伴う
  • 数日経っても痛みがほとんど変わらない

このような場合は、早めにご相談ください。

治療頻度と今後について

初期は症状の変化が大きく出やすいため、治療頻度を高めて対応することが多くなります。

基本は痛みの軽減を最優先としますが、首の動かしにくさが残ることも多いため、自己判断せず、状態に合わせた対応をおすすめします。
寝違えを繰り返す方も少なくありません。その場合は、しっかりと原因を見極め、再発を防ぐための根本的なケアが重要になります。

当院では、そのためのお手伝いを全力でさせていただきます。

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